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2012

01 03, 2012 | 雑記

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ということで明けた。風邪気味です。
今年もよろしくお願いします。

ゲームはほとんどやってなくてウディタで作ったり挫折したり飽きたりを繰り返しているんですが、どうにか一作は作りたいところです。どうかな~無理かな~。

埋もれてしまうにはもったいない2011

12 31, 2011 | 映画

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2011年、個人的に埋もれてしまうにはもったいない作品ベスト。こういうの一度作ってみたかったのです。
映画館に通いつめたわけでもなく、レンタル等でサクサク見てっただけなのでチョイ古め、2009~2010年公開作品のラインナップになります。それより古いもの、大作、知名度の高そうなモノは除外。未公開はレンタルリリース年を基準にして選出。



1:30デイズ・ナイト
2:パンドラム
3:座頭市 THE LAST
4:パーマネント野ばら
5:脳内ニューヨーク
6:ミックマック
7:リトル・ランボーズ
8:行きずりの街
9:ミッシング~消された記憶~
10:ミッドナイトミートトレイン



次点:
カーゴ、武士道シックスティーン、マックス・ペイン、アーマード 武装地帯、導火線 FLASH POINT、恐怖、蘇りの血

所感は書けたら書く。

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1:30デイズ・ナイト (2009)デヴィッド・スレイド
 強烈だけどすこんと見れてスルメのような味わいがあったこれがベスト1。
 今現在、私の映画の見方というのは、
①画面設計が考えられているか。②シーンの繋がれ方が言葉/アクションか。③直接/間接的要素で構成されているか。
大きく分けてこの3点を基準にしています。例外もありますけど。
で、②③ですが、言葉よりもアクション、直接的よりも間接的である作品を高く評価しています。なぜかというと、そういう傾向のある作品は、画面を何かと豊かにさせているような気がするからです。まあ、気がするだけなのでそうでないのかもしれませんが。
また、出来事そのものをうまく浮上させることができる作り方としても支持しています。映画の原理的な、つまり主観より客観的なシーンが好きなんですよね。
 「30デイズ・ナイト」は直接的ではあるんですが、言葉よりもアクションでもって画面が繋がれていきます。
裏返せば理由や説明が不足しているとも言えます。
よくある大きな物語を伏線を消化しながら起承転結にきっちり作ることもできたはずなんですが、なぜかそういう作りになっていないんですね。
単に失敗しただけかもしれません。でも私はこれをうまく回避したととっています。
「30デイズ・ナイト」はよくある消費されていく作品に見えながら、もちろんそうした要素も含んでいるんですが、実は叙事性の高い希有な映画になっていると思います。


2:パンドラム (2010)クリスチャン・アルヴァート
 2点凄くアガったところがありまして、1点は身体能力が高いキャラが仲間になること。
この手のスリラー、ホラーの襲われる側って弱いじゃないですか。逃げる、隠れるしかない、みたいな。
しかしこの作品に登場する仲間は、異様に身体性が高くて、襲う側とタイマンなら意外と倒せそうな、その程度の強さは持っており、これが映画のアクション性を高めていてワクワクさせてくれるのですね。もちろん数でこられたら勝ち目はないので逃げ隠れしますし、基本的には逃げ隠れする映画なんですが。
 もう1点は、やはりラストの良さ。終始切羽詰ったお話で息苦しい空間が舞台であり何やら暗い結末を迎えそうな時に、一気に転換されるのです。パンドラムとは、この転換を作るためのマクガフィンとして捉えると、なるほどと思わされます。
そして、次々に射出されて斜めに飛び出し浮かんでいくカプセルを見ることで、そして明るい光が注がれる遠景によって、気持ちよく見終えることができたのです。


3:座頭市 THE LAST (2010)阪本順治
 これは凄い映画でして、間接的であるし画面設計も良いです。
 評判が良くないことについては、半分ぐらいは分かるんですが、もう半分ぐらいはよく分からないんですよね。
それで、実を言うと、恥ずかしながらオリジナルの座頭市シリーズをこれまで見たことがなくて、その文脈上で批判されているのではとオリジナルを後追いで鑑賞しまして。
(見たのは「座頭市物語」~「座頭市喧嘩太鼓」(牢破り除く)と、勝新太郎監督の「座頭市」。全シリーズ見たいんですが、近場に置いてない・・・)
驚いたのが、結構説明的なんですよね、座頭市シリーズって。邦画の説明的な感じは近年の傾向だと思い込んでいたんですが、昔からあったとは。
けれどもそんなところは些細な部分としてふっとばすぐらい、めちゃくちゃ面白くて、殺陣シーンとかのあの緊迫感とか本当に凄いなと。80分程度で収まっているのも良いです。
 で、翻って「座頭市 THE LAST」なんですが、確かに比べたら見劣りするかもとは思ったんですが、今の映画にしては充分すぎるほど上出来なのは変わらないなと。だから、やはりよく分からない、という感じです。
 座頭市関係なく、こういう映画が徐々に受け入れられなくなっているようなのでちょっと怖いですね。百歩譲って、言葉で説明し、直接的要素で占められた映画をスタンダードとしてもいいでしょうが、だからといってそうではない映画はダメである、もしくはスタンダードを目指せという評価の仕方は、一様な映画を増やしていく危険性を孕んでいると思うのですね。


4:パーマネント野ばら (2010)吉田大八
 これもまた凄くて、結局ラストに集約されてしまうところもあるんですが、始めから終わりまでかなり間接的で、よく出来ています。
 例えば、いきなり母親とホームレス的な夫婦のところへ行って髪を切るんですが、こういう唐突さはもっと着目されるべきなんじゃないかと。
なぜなのか、それは山道を二人が歩いているシーンでは分かりません。夫婦と会って髪を切ることで、この二人にとっての習慣であることが分かります。
理由や意味は後からくればいい。場合によっては、なくてもいい。大事なのは先ではない、ということ。髪を切りに行こう、と表明してから始まっていないのがミソなのです。
 ある事実が明かされるラストですが、あの菅野美穂のアップの表情は心底凄かったですね。あの表情を正確に言語化できる人がいたら教えてほしいです。でもフラッシュバックは気に入らなかった。気に入らなかったんですが、この時の音楽が凄くいいんですよ。予告でも流れていましたが、凄くいい。

5:脳内ニューヨーク (2010)チャーリー・カウフマン
 とりたてて挙げるほどのショットやシーンを覚えておらず、何となくぼやけている感じなのですが、お話がどんどん増殖していくことで複雑になる日常をそのまま切り取っていく、それが何とも可笑しかったのですが、同時に、結局これは何だろうかと答えをつい画面の裏にまで探そうと頭を使ってしまうような魔力もありました。こういうお話なので仕方ないんですが。
 あとラストが妙に琴線に触れてしまったというか。入れ子構造であるとか、妄想や夢が現実に影響を及す、あるいは文字通り溢れ出てくるといった話がもともと好きではあるんですが、それに留まるかと思いきや、最後にサラっと切なく締められてしまって、不意を突かれてしまったのです。


6:ミックマック (2010)ジャン=ピエール・ジュネ
 とにかく作風が何だかイイねという感じでした。間接的というわけでもなく、かといって言葉に頼りすぎてるわけでもない、よくある作品なんですが、そんなことはどうでもよくなるくらい魅力的で。スカート服をクルクルと回すシーンとか、ゾクっとしましたね。ああいうのは一体何なんでしょうか。

7:リトル・ランボーズ (2010)ガース・ジェニングス
 とりあえず少年二人がいきいきしてました。序盤の方でボールを頭にぶつけられるシーンは凄いですね。
終盤で、脱会した時に喜びの声が家の外観に被さったショットとして繋がれているところがなぜだか鮮明に記憶しています。家の中から外観に繋がれたというのは、被写体から距離を取った、カメラを引いたということになります。引くことはオーソドックスであり映画の力を強めます。より客観的になり倫理的になり出来事性を浮かび上がらせると私は考えます。この映画ではそんなことをいちいち考えながら撮ってるわけではなく、躊躇いなくそういう繋ぎ方をしているのに過ぎないんですが、それでもやはりいいショットなんですね。ちなみに昨今の邦画でこうした繋ぎ方はほぼお目にかかれません。邦画はどちらかというとさらに寄る、そういう傾向がなぜかあります。
元ネタの「ランボー」をちゃんと見たことがないので、語る資格あんのかとか思ったりもするんですが、まあ良かったのです。機会があれば「ランボー」も見たいです。


8:行きずりの街 (2010)阪本順治
 同じ監督作が2つも入るとは思わなかったのですが入りました。というより、「座頭市 THE LAST」も「行きずりの街」も本来はこのランキングに入る必要のない作品です。

9:ミッシング~消された記憶~ (日本未公開)デヴィッド・オーバーン
 静かにフェードアウトするかのように終わるんですが、このさり気なさがいい。画面や人の動かし方もなかなかで、結局どっちなんだというお話の核心がギリギリ回避されながらどっちつかずのまま引っ張っていく作りは本当に上手かった。

10:ミッドナイトミートトレイン (日本未公開)北村龍平
 画面のザラザラした感じが凄く好きなのと、音楽が良かった。精肉工場での逃げ隠れするシークエンスはハラハラ。今まさに首を切断された人の主観映像とか、カメラが車両の外側に飛び出して被写体を軸に一周するとか、変わった撮り方も随所にありました。残酷描写はやりすぎて笑ってしまうところもあるんですが、基本的に造詣が深くて一定のエグさを提示しています。やりすぎがなかったらかなり怖くて最後まで見れたかどうか自信がありません。結末もなかなか驚きの着地をするんですが、冒頭のシーンの意味合いを強めることにもなっていて唸ってしまいましたね。

知らないことも多かった

07 03, 2011 | 雑記

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メジャーどころは知ってたけど。
テコンドーが空手からきていたのはビビッた。漠然と別の武術と思ってた。


日本の映画業界は今こそジョン・カーペンター監督の「ゼイ・リブ」をリメイクするべきだな。


旧作あさり40

05 30, 2011 | 映画

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「恐怖」高橋洋★★★★☆
 グロいシーンは苦手だったけど、いやー凄かった。中村ゆりの叫び顔(+映像エフェクト)は久しぶりにゾワっときた。あと、家で電話して、ぱっと見た鏡のグニャグニャしたシーンも良かった。
見えるようになった時、天井にもう一人の自分がいることの意味不明さ、説明の無さがたまらなくイイ。他のシーンにある説明台詞は気に入らないけど。
周りも影響を受け始めるという点では、壁が柔らかくなっている、というような物質的な変化が分かる描写がもっと欲しい。また、生まれた後の、逃げ惑う描写がほとんどないのも物足りない。従業員をあと2、3人増やして逃げ惑った末に喰われる描写があると良かった。

「ナイト&デイ」ジェームズ・マンゴールド★★★★☆

「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」ジョニー・トー★★★★★

「ゾンビランド」ルーベン・フライシャー★★☆☆☆
 全力で読みやすいが、見せるべきシーンがサクサク省略されていく。お話をサクサク読みたい人向け。そのお話もぱっとしなかったけど。

「虹の女神 Rainbow Song」熊澤尚人★★★★☆


「バイオハザードIV アフターライフ(2D)」ポール・W・S・アンダーソン★★☆☆☆
 中盤の刑務所の脱出シークエンスはイイ。人間に戻ったとは思えぬミラの超人的アクションに矛盾を感じつつも乗れてしまう。マジニに襲われるクレアのシーンの、足早にカットを繋げる編集がマジニに瞬発性を与え緊迫感を作り出している。

「ディア・ドクター」西川美和★★★☆☆
 徐々に引き込まれていったけれど。刑事二人の聞き込みパートの松重豊の台詞が直接的なのがどうも良くない。

「ザ・ロード」ジョン・ヒルコート★★★★☆
 序盤の、山道を歩く二人と山肌に乱立した葉のない枯れた木々の異様さであるとか、後半の突如訪れる倒木シーンの迫力さとか良かった。


「誘拐ラプソディ」榊英雄★★★☆☆
 序盤、電話をした後、高橋克典が画面奥(手前にある車に被っている)から手前に歩いてきて助手席の子供の持つタンポポの綿毛を吹くとか、後半のYOUとの電話シーンで子供二人の遊んでいる声の感じとか、良いところは多い。
YOUの演技してますという演技が異質。初めて電話を受けて誘拐であることを知る受け答えの、抑揚のなさはわざとなんだろうか。


「バッド・ルーテナント」ヴェルナー・ヘルツォーク★★★★☆

「武士道シックスティーン」古厩智之★★★★☆

「ソルト」フィリップ・ノイス★★★☆☆
 二重スパイか分からない、感情移入なんてさせねーよっていう突き放したままアクションが始まるのがいい。
警察官にスタンガンを使って間接的にパトカーを運転していくシーンは、被写体が近くガチャガチャしていて見えにくい。警察官の演技も分かりづらいので、シビレさせ行動不能にしてパトカーから降りて逃走するのか?とも見えるような画面になっていて、2回目から、ああそうやって運転していくのか、と見える。

「蘇りの血」豊田利晃★★★★☆
 強烈だった。

旧作あさり39

04 24, 2011 | 映画

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「告白」中島哲也★★★☆☆
 台詞の後にその台詞を補うように映像が繋がれる。独白で進行する以上仕方ないけど、シーンの繋げ方に視覚的な驚きがほとんど見当たらないのはやはり退屈。代わりに物語を読ませることに気を配っており、ハイスピード撮影とか音楽の使い方とかが見事にハマっている。
松たか子がファミレスで大笑いする声と、ドッカーンと言う声のトーンに不安定さがあり失笑してしまったが、異質さが際立ってるからこれはこれで良い。

「バトルハッスル」浅井宏樹(OV)★★★☆☆
 ほんとどうしようもない。どうしようもないんだけど、アクションが多くドラマに時間を割いてないのが買い。コメディやギャグ要素は苦笑することが多かったがテンポで押し切っている。アフレコだと思うんだけど、カンフーアクションで叫び声や怒号とか単語だけ発するのがいい。

「ザ・ウォーカー」アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ★★★★★
 冒頭から靴を交換するシーンまで約7、8分間台詞なし。全体的に台詞少なめ。
 基本的にアクションの鋭さが半端無い。トンネルにおける接近戦は、トンネル内から外へ向かって撮っていて、逆光によって人物がシルエットになってアクションが展開される。そういえばトンネルとか丸い造形物が結構目に付いた。
長回しは、冒頭の横移動からの猫狩りもいいし、また老夫婦の家に立てこもっての銃撃戦におけるカメラワークもカッコイイ。あと、聖書の存在を知ったゲイリー・オールドマンが、町を出て行こうとするデンゼルを呼び止めるシークエンス。ゲイリーが話しながら画面手前に歩いてくる、その歩調に合わせてカメラもゆっくり動く(引く)んだけど、カメラはゲイリーを真ん中よりやや右側に捉えていて、真ん中はゲイリーの部下達が後ろからゆっくりと左へ歩いて姿を現してきて、まるでゲイリーを先頭に左奥へ一直線に並んだかのような構図になるのが何とも良かった。


「明日やること ゴミ出し 愛想笑い 恋愛。」上利竜太(TV鑑賞)★★☆☆☆
 谷村美月が男の後を追うためにファミレスから外へ出て吐いた息が、絵に書いたような真っ白!CGかと思った。あんなに白く出るんだなーってどうでもいいか。

「天使と悪魔」ロン・ハワード(TV鑑賞)★★★★☆

「なくもんか」水田伸生(TV鑑賞)★★★☆☆
 家の撮り方がいい。あと最後の漫才が終わってはける時の、弟を捉え、兄を捉え、弟が画面右から現れて兄弟揃って左へ出て行く、カメラ追わず背景に印象的な夕日のカット、というシーケンスも良い。

「築地魚河岸三代目」松原信吾(TV鑑賞)★★★☆☆

「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」松山博昭(TV鑑賞)★★☆☆☆

「コールド・クリーク 過去を持つ家」マイク・フィギス(TV鑑賞)(劇場未公開)★★★★☆
 土着的な人達の怪しさが良い。

「かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート」ウィルソン・イップ(TV鑑賞)★★★☆☆

「ゼロの焦点」犬童一心(TV鑑賞)★★★☆☆

「奈緒子」古厩智之(TV鑑賞)★★★★★
 主演二人や笑福亭鶴瓶が出てくる画面を見て、逆に新鮮に感じてしまったほど異様な画面に自分が慣れていたことに気づかされる。このあまり考えてないように見える距離間!イーストウッドかよ。この距離間を2008年の日本映画で普通に取ってることがちょっと信じられない。
上野樹里の演技しない演技が良くて(距離間も貢献してる)、顔が全然上野樹里っぽくない。不機嫌そうな、曇った表情が最高。こういう表情の方が映えるのではないかと勘違いしそうになる。
走っているシーンで聴こえてくる声援の瞬間的に現れて消える感じとか環境音も、当たり前のように豊かだし、音楽の全体的な配分だとか、病気モノエピソードを物語に軽く絡ませてさらりと処理する上手さとか、まあ色々凄かった。
雄介と奈緒子が併走しながら互いに見つめるシーンが2度あり、1度目の給水所で水を渡そうとするシーンが素晴らしい。

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